求兎条件 [来るウサギ]
ウサギを飼い始めるにあたって娘が出した絶対条件は「女の子」、つまり「メス」であるという1点だ。ネットで得た情報では、小さいウサギは雌雄の区別が難しいという説もあるのだが、そんなことはないという反対の意見も耳にする。
色に関して娘は、最初は白に心惹かれていたようである。確かに白いウサギは可愛いし、我が家にも白ウサのヌイグルミが何体かある。だが、私は、あの赤い目が、どうにも苦手だ。萩尾望都の「スター・レッド」だと思えば妥協出来なくもないだが…。
そんなわけで、私は少し策を弄してみた。一般論として「アルビノ種は弱い」という知識を娘に植え付けたのである。併せて「ピーターラビットの色」ということもあり、娘の気持ちは第2希望の茶色に傾いていった。
ネットで調べた知識だけでは心もとないので、碑文谷公園の旧知のスタッフにも色々と尋ねてみた。その中で強調していたのは、「歯並びの良い子を選ぶ」という点だった。あとはショップに希望を出して、条件に合う子が居たら連絡してもらうのが良いだろうとのこと。また、条件を聞き入れてくれないようなショップでは買うべきではないとも強調していた。
ついでと言ってはなんだが、そのときに「黒いウサギなら、あげるよ」と言われた。素性がハッキリしているし、無料というのは親にとっては魅力的だったのだが、これは娘に強硬に反対されてしまった。
「黒はイヤ!」
そんなわけで、家からいちばん近いホームセンターのペットショップへ、交渉に行くことになったのである。
2007-05-11 13:42
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