ラパン3世 [来るウサギ]
昨日、3代目がやってきた。
やはりウサギのいない生活はあじけなく、少し前から迷いつつペットショップをのぞいたりしていたのだが、ペットのコジマ本牧店に白いミニウサギが入ったという情報を得て、とりあえず見に行くことに。まあ、ジュエルペットのルビーちゃんみたいなオトボケうさぎが欲しいという気持ちもあって…。
で、店頭でもさんざん迷って、でもやっぱり男の子の方がいいのではということで、結局はオレンジに決定。先代より少しイケメンかな。
速攻で帰宅し、あれこれセッティング。といっても、簡単に復元しただけだが…。
当の新人君は肝が太いのか、待機中も箱の中でチモシーを食べ続け、ケージに入れても慣れない環境に固まることもなく、やっぱり食べ続けている。
それにしても、ちっこい。
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二代目、参上! [来るウサギ]
本日(10月16日)午前11時少し前、二代目のウサが我が家にやってきた。
命名:「ミント・ジュニア」(←そのまんまやんけ)
とりあえず、この環境に慣れてくれ。
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さあ、いよいよ… [来るウサギ]
そろそろ決めどき、運命の子はMMの地に来ているのだろうか。それとも、長居しているネザーになるのか、などと考えながらウサギのコーナーへ行くと、ネザーのケージには売約済のプレートが。良かったね。
引き続き滞留中のオレンジは休息中。その下の段には、新人が1匹。オレンジベースにグレー系のシマシマがあるので、ちょっとトラっぽい感じ。あれ、1匹だけなのなか? たいていは2〜3匹は入荷するハズなんだけど…。それとも、早くも売れてしまったとか?
ということは、かつて家内が夢中だったオレンジに決定だろうか。あるいはトラ縞の新人君か? なんとなく決定力不足のような気もする。
翌週を待つべきか思案していると、ふと奥の棚に置かれた小さなケージが目についた。なんか、移動用のケージという感じで、これから陳列(?)するという様子。近寄ってみると、オレンジが1匹とグレーがかった薄茶色の子が1匹。
オレンジは細オモテで耳が尖っているが、灰茶は耳も顔も丸っこい。可愛げという点では灰茶に軍配だが、色合いはオレンジの方が美しい。胸元に「アブちゃん」のように白が入っていて、ご丁寧に紐状に首の後ろに白いラインがつながっている。性格はオレンジの方がアクティブな感じで、灰茶はマイペースっぽい様子がうかがえる。
私と家内は灰茶に心惹かれていったのだが、色に騙されやすい娘は強硬にオレンジを主張。結局、ゴールデンチャイルドは「アブちゃんオレンジ」に決せられたのであった。
諸般の都合もあり、この日は予約のみ。新しい給水ボトルとアルファルファを買って帰る。
あっ、写メ撮っとけば良かったナ…。
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気になって覗いてみる [来るウサギ]
プリンターのインクがなくなりそうなので、買い物に出た。ついでにペット売り場を覗くと、茶ウサが居ない。売れたのだろう。
残されたのは、少し大きくなってしまったネザーとオレンジのミニウサ。ネザーは下ぶくれの顔をこちらに近づけて、鼻と口をモゴモゴ。やっぱり、ウサギの仕草は可愛い。
たぶん、金曜日に新しいウサギが補充されると思うが、どんな子たちが来るのか…。
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運命ではなかった…!? [来るウサギ]
先週に引き続き、ウサギを見に行く。ドキドキしながらケージに近づくと、例の茶白は居ない。見覚えのあるケージが、さっきまで居たように残っている。でも、空っぽ。
誰かが可愛がってくれるなら、それはそれで良いことだと思うが、気持ちはチョット複雑だ。
オレンジはどうかと見てみると、まだ居る。少し大きくなって、ラブリーさがかなりレベルダウン。お前、こんな子だったっけ?
茶ウサは相変わらず小さめだが、前週よりもいくらか可愛さがアップ。だが、相変わらず小さいし、面影を求めてしまう心理もあるから、割り引いて考えなくては…。
ちなみに、ネザーもまだ残っている。
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悩む… [来るウサギ]
このところ涼しくなってきたので「そろそろ」という話もあり、ウサギを見に行ってきた。
店に居たのは、5月生まれのオレンジ系のネザー、ミニウサは7月生まれの茶白と8月生まれのオレンジと茶色。
このうち、岡山生まれの茶ウサは、前のミントに似ている。血縁かもしれない。でも、同じときに生まれたというオレンジと比べて、明らかに体格が小さい。餌を食べるときも、オレンジに押しのけられている。穏やかな性格なのかもしれないが、生命力という点では不安が残る…。
オレンジは「いかにも」という感じのラブリーな雰囲気で、家内は夢中。
でも、私は少し大きくなってしまった茶白の方が気にかかる。最初にウサギを飼う話が出て、そのときは取りやめになったのだけれど、その子がいつまでも店に居て、どんどん大きくなってしまい、値段が反比例して安くなっていくのを思い出したからだ。あの子は、どうなったんだろう?
茶白は、けっこう奇麗な顔立ちだ。1ヶ月くらい前に見に来たときは、似た配色の子が一緒に居て、どちらかというと、この茶白の方が可愛かったような気もする。でも、ひょっとして、この子の方が体格が小さかったかもしれない。
我が家では10月の中旬に小旅行の計画がある。その間、飼い始めたばかりのウサを放っておくわけにもいかないだろうから、以前から「旅行後」という了解が家族間にはあった。でも、やっぱり家にウサギが居て欲しいという気持ちも日に日に強くなるし、見てしまえば一層だ。
家内は大きく悩んでいるが、娘と私は当初の予定通りに我慢する方針。でも、しばらくは結論の出ない会話が家庭内で続きそうな気配。
さて、2週間後に、あの茶白はまだ店に居るのだろうか?
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採用面接 [来るウサギ]
4月8日、いよいよウサギを飼い始めるための具体的行動を開始するときが来た。混雑を避けるため、午前中に家を出る。店に着くと一直線にペットコーナーへ。
娘は緊張の面持ちで店員さんに話しかける。
「すみませ〜ん、ピーターラビットみたいな色の女の子のウサギがほしいんですけど」
振り返った店員さんは良く聞き取れなかったのか、ネザーランド・ドワーフを希望していると思い込んだようだ。まあ、ピーターラビットと言えば、そう受け取るのも無理はない。もっと直裁に「茶色いメスのウサギ」と言えば良かったのだろう。
多少のやりとりと親のフォローの後、店員さんはケージの中の茶色のミニウサギを指差して、「この子は女の子ですよ」と言った。とりあえず、だっこさせてもらうことに。
となると、あとは歯並びである。店員さんにチェンジして、歯を見せてもらう。どうやら問題なさそう。娘に意志を確認すると、
「この子にする!」
と言う。そりゃあ、目の前に条件に合うウサギがいるのだから、今さら「お取り寄せ」でもないだろう。聞けば、割と大人しい性格のようだし、これが運命の出会いというヤツなのかもしれない。
一方、家内は少し不満顔である。もっと、もっと、赤ちゃんっぽい小さな子が欲しかったらしい。だが、あまりに小さなウサギは、未経験者の我々には育てるのが難しいかもしれない。生後2ヶ月なら、妥当な線だろう。
あとは、店員さんのアドバイスを受けつつ、必要な品物を取り揃えて帰宅した。
求兎条件 [来るウサギ]
ウサギを飼い始めるにあたって娘が出した絶対条件は「女の子」、つまり「メス」であるという1点だ。ネットで得た情報では、小さいウサギは雌雄の区別が難しいという説もあるのだが、そんなことはないという反対の意見も耳にする。
色に関して娘は、最初は白に心惹かれていたようである。確かに白いウサギは可愛いし、我が家にも白ウサのヌイグルミが何体かある。だが、私は、あの赤い目が、どうにも苦手だ。萩尾望都の「スター・レッド」だと思えば妥協出来なくもないだが…。
そんなわけで、私は少し策を弄してみた。一般論として「アルビノ種は弱い」という知識を娘に植え付けたのである。併せて「ピーターラビットの色」ということもあり、娘の気持ちは第2希望の茶色に傾いていった。
ネットで調べた知識だけでは心もとないので、碑文谷公園の旧知のスタッフにも色々と尋ねてみた。その中で強調していたのは、「歯並びの良い子を選ぶ」という点だった。あとはショップに希望を出して、条件に合う子が居たら連絡してもらうのが良いだろうとのこと。また、条件を聞き入れてくれないようなショップでは買うべきではないとも強調していた。
ついでと言ってはなんだが、そのときに「黒いウサギなら、あげるよ」と言われた。素性がハッキリしているし、無料というのは親にとっては魅力的だったのだが、これは娘に強硬に反対されてしまった。
「黒はイヤ!」
そんなわけで、家からいちばん近いホームセンターのペットショップへ、交渉に行くことになったのである。
ミントという名前の由来 [来るウサギ]
娘は今、テレビアニメの「Yes! プリキュア5」にハマっている。番組の詳細は、
http://www.toei-anim.co.jp/tv/yes_precure5/
または
http://www.asahi.co.jp/precure/
あたりをご参照いただくとして、要するに「ミント」というのは、その中に登場するキャラクターの名前である。
シンボルカラーが緑色で、変身前の名前は「秋元こまち」、変身後は「キュア・ミント」となる。キャッチフレーズ(?)は、「安らぎの緑の大地」だそうだ。普段は癒し系の図書委員とのことで、決めゼリフは「大地を揺るがす乙女の怒り! 受けてみなさい!」、必殺技(?)は「プリキュア・ミント・プロテクション」という防御系のものらしい。
他のキャラクターは元気だったり、活発だったり、口うるさかったりするから、この物静かでおっとりした人物に娘が心惹かれるのは理解できるような気もする。
上級生というのもポイントが高い。娘が1年生のときは、ずいぶんと6年生の女の子たちに可愛がられたっけ。
そんなわけで、娘はウサギに「ミント」と名付けたのである。
2年越しの想い [来るウサギ]
実は、ウサギを飼うという話は2年以上も前からあった。インコが逃亡してから大分経っていたし、娘にとって動物とのふれあいは大切だろうとか、何かとストレスの多い現代っ子には「ぬくもり」と「癒し」が必要かもしれないとか、そんなことを考えていた。
我が家には金魚とドジョウがいるのだが、相手は水の中なので、「ふれあい」という面では物足りない。家内も娘も、第1希望がネコというのはハッキリしている。しかし、集合住宅に住む身としては、採択は不可能だ。家内の第2希望は、インコである。お道具は一式揃っているし、けっこう愛敬者だから家族も楽しめる。
そして、娘の希望はウサギである。彼女は卯年生まれなので、幼少の頃からウサギのグッズに囲まれて育ってきた。動物園のふれあいコーナーにも常連のように通ってウサギとふれあっていた。だが、横浜市の動物園にあるふれあいコーナーから、ウサギが姿を消してしまった。ときどき噛まれることがあるので、クレームが増えたのだろうか…?
調べてみると、ウサギを飼うこと自体は、それほど難しくなさそうだ。予算的にもリーズナブルな感じがする。何度かホームセンターに通って、私は必要なものをリストアップし、娘は店員さんに頼んで気に入った子を抱かせてもらったりした。
そんな頃、卒業した保育園に居たウサギを譲り受ける話が浮上した。そのウサギとは馴染みがあるし、性格も温厚だ。老齢なのが少し気になるが、まあ、悪くない選択肢だろう。だが、娘は難色を示した。
「女の子がいいの!」
結局、何も決まらないまま時だけが過ぎて行く。ホームセンターのウサギは買い手が決まらないらしく、どんどん体が大きくなっていき、値札の表示は割り引きになっていく。ハッキリ言って、もう、あまり可愛らしくはない。
ある日、保育園のウサギが「いなくなった」という知らせが届いた。それは婉曲な表現だが、「死んだ」ということなのだろう。飼い始めてすぐに昇天という厳しい事態が避けられたのは、不幸中の幸いかもしれない。生き物の死は子供にとって教育的な意味があるとは思うが、あまりにも早すぎるのは問題だろう。
そして、月日は流れた。
今年の春先頃から、何となく家族の中で「気分」が醸成されてきた。機は熟したということなのだろうか。
「新学期が始まったら飼い始めよう」
いつの間にか、そんなコンセンサスが出来上がっていた。