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北京、そして羽田へ(タイ旅行記・その15) [旅行記]

承前

 北京行きの機内では出発後にハムサンドが、到着前にチャーハンのような朝食が供された。

 さて、初めての中国圏。北京まではプーケットで搭乗券が発行されたが、ここで羽田までの搭乗手続きをする必要がある。インターナショナル・トランスファーの案内に従って移動し、スターアライアンスのカウンターに行ってチェックイン。さすが共産圏、係員に愛想がない。

 さらに移動すると、今度は入国審査があるようだ。表示を見ると、一般向けのものの他に「工作人員」と書かれた入り口がある。「工作人員?」、「工作員?」、「秘密工作員?」…、たぶん「クルー」用の入り口だと思うのだが、何だか可笑しい。

 続けてセキュリティチェック。しかし、ここで私は引っかかってしまった。手荷物にライターが入っていたのだ。そういえば、お墓参りに行ったときに入れて、そのまま忘れていた。…っていうか、なんで今まで他の空港で引っかからなかったんだ?

 ようやくフリータイムだが、とりあえずゲートの位置を確認。巨大な空港で、またしても端っこなので、迷わなかったにもかかわらず、かなりの移動距離。まだ免税店などが開いていないので、自動販売機で飲み物を買おうとしたのだが、ふと気がついた。我々は人民元を持っていないではないか!

 仕方なく有人の店がある方へ引き返そうとして進むと、朝陽が美しい。

PICT0717.JPG

 ようやく免税店が開いたようなので、ちょっと買い物。どんなに少額でも支払いはクレジットカードだ。

 北京発8時30分予定の中国国際航空181便は定刻通りにターミナルを離れたが、離陸待ちが長くて結局は1時間ほどのディレイ。機内食は、おかゆとオムレツなど。CAさんにケチャップが欲しいと告げたところ、きっぱり「ない」と言われてしまった。仕方なくTGで余った塩・コショーを使用。機体は最新だがサービスは…なんだかなぁ。

 羽田着は12時50分の予定だったが、実際に到着したのは14時頃。東京は雨模様で生暖かい。あせる必要もないので、ノンビリと入国審査へ進むと、日本人用の窓口はガラガラだった。係員は愛想良く「お父さん、エラい物を持たされちゃったねえ」と言う。そう、私はプーケットで買った大きなキティちゃんのゴブラン織りバッグを持っていたのだ。あまり気にしていなかったのだが、けっこう目立つらしい。

 手荷物受取では、赤いアタックザックはすぐに見つかったものの、黒いキャリーが探しにくかった。似たようなバッグが多くて目立たないのだ。娘の修学旅行のときまでに、大きなキティのアップリケでも付けておいた方が良さそうだ。

 さて、このまま帰ってもいいのだが、やり残した案件を片付けるため出発階へ。まず、「コムサMONO」へ行って出発時に目を付けておいたバッグを購入。そして「サンリオ」。最後に「羽田食堂」で軽く食事だ。店を出るとき、他のお客が我が家の全員キティだらけのバッグに注目してヒソヒソと話している。やっぱ目立つんだ。3個もあるし…。

 帰りの京急は往路の教訓を活かして横浜方面の直通電車を待つ。16時頃に家に着いてみると、午前中の風雨はかなり激しかったらしく、ベランダの植木鉢の多くが倒れていた。千切れた葉もスゴい。でも、片付けは後回し。まずは旅行の荷物を何とかしなくっちゃ。あと、ウサのお迎えも。

(以上)

※結局、書き終えるまで1年以上もかかってしまった。あとは目次のまとめかな。

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