ドジョウ入院

　
　先週の水曜日、夕食後にドジョウが逆さまになって浮いているのが発見された。ドジョウは我が家でいちばん古くから居るペットなので、そろそろ寿命なのかと冷静に受け止めたが、放置するわけにもいかない。

　翌日にでも土に還そうと思って、とりあえずすくい上げようとしたところ、何と逃げるではないか。エラが動いていないように見えたのだが、まだ存命だったようだ。

　ふと水槽を見ると、かなり水質が悪化している様子。ひょっとして酸欠か？

　そこで、久々に小さな水槽を出してきて、隔離病棟を設置。家にあった抗菌剤のような薬剤を入れてから、ドジョウを入院させた。その間、メインの水槽の水質浄化作戦を開始し、金魚の様子も注意深く見守る。2匹の金魚は、あまり食欲がないようだ。

　ドジョウは翌日も翌々日も生きながらえているものの、動きが鈍い。だが、３日目からエサを食べ始めた。復活するのか？

　ところが４日目、順調に回復するドジョウとは対照的に、金魚５号が急速に元気を失いはじめた。この金魚は以前に金魚６号にヒレを食いちぎられたり、赤斑病にかかった経験がある。体格もやや小さめなので、ちょっと弱いのだ。

　当初は１週間くらい入院させる予定だったドジョウを急遽メインの水槽に戻し、今度は金魚５号を緊急入院させる。前回は無事に退院できたが、今度はどうだろうか…。

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