江戸東京博物館

　先日、ＧＳの皆さんにくっついて、「江戸東京博物館」へ行ってきた。単に行ったことがないからという理由だ。
　チケット売り場の前は風が強くて寒いが、エスカレーターは透明のシールドに覆われているので、温室のでようである。

　いろいろと見所はあったのだが、子どもたちには、触ったり、乗ったり、入ったりできるものの方が好評だった様子。中でも千両箱を持ち上げるコーナーでは、他所の子どもたちと一緒になって、みなでムキになってチャレンジしていたのが可笑しかった。あとは、人力車やリンタクなんかは、記念写真にはもってこいだった。

　戦時中のコーナーでは、ちょうど学校で「ちいちゃんのかげおくり」をやったところなので、解説を加えながらビデオや展示品を閲覧した。子供にわかりやすい言葉を使うと、みもふたもない表現になってしまうのは、いたしかたない。

　「見たくない」と目をそむける子もいたが、「どうしてやりかえさないの？」と質問する子もいた。
　本当は「やりかえされている」のだよ。だから、始めてはイケナイのだ。そこのところ、わかってもらえただろうか？

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