トンネルハウス

　ウサギの寝床として飼い始めと同時に購入した「わらっこ倶楽部」のトンネルハウスが、２日目には床に大穴が開けられ、１週間後には底面が完全に二分されて、崩壊の危機に瀕してしまった。あまり深く考えずに選択したのだが、素材がチモシーであることを考えると、無理からぬことである。とは言え、ケージ内の掃除の際、うさミントを移動させるのに不便であるし、残骸が散らかるのも困りもの。
　しかし、たびたび買い替えるわけにもいかない。そこで、家内が積雪時の靴の滑り止め用に買い置いていた荒縄を巻いて補強してみた。

　素材が藁なので食べても安全だろうとか、そんなことを気づかっていた我々をあざ笑うかのように、この縄は数時間後に無惨に食いちぎられてしまった。

　そこで今度は、布わらじの作り方を応用して、布切れを細く裂いたものを編み込んで補強してみた。何だか貧乏臭いが、とりあえず耐久性は充分のようである。

　うさミントは、いまいち気に食わない様子だが…。

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