今年のゴーヤ

　
　今年は努力の甲斐あってゴーヤが良い感じに育っている。



　そんなわけで、今季の初収穫。



　もう少し大きくなるかもしれないが、どのくらいで熟し始めるか不明のため、とりあえず夕食のチャンプルー用に確保。右端のものは種が固くなっていたので調度良い加減だったが、残りはあと１週間くらい経ってからでも良かったかも。まだいくつか小ぶりの実が見えるので、しばらくは週に１回くらいの収穫が期待できそうだ。

　さて、今年のゴーヤに関しては、いくつか工夫をしてみた。ここ数年、成長の速いインゲンに押されて、ゴーヤの生育はイマイチだった。ハダニのシーズンになるとインゲンは弱ってしまうので、緑のカーテンとしての役目にも不満があった。そこで、今季はゴーヤの苗を室内で早めに大きくしてしまうことにしたのだ。

　まず用意したのは、スーパーの寿司のトレーと厚さ１センチくらいのスポンジ。スポンジにハサミでくぼみを作って種が収まるようにして、別のスポンジでカバーする。通気孔を開けた蓋をしたら、これを足元サイズの小さなホットカーペットに温度計と一緒に載せる。



　くぼみは４９個もあって昨年の種だけでは足りないので、一昨年の残りも動員。種子の突起を爪切りで切って一晩水に浸してから、この強制発芽装置（？）に入れたのが３月の上旬だ。

　だいたい１週間から２週間で４２個の種が発芽。先に発芽したものから苗ポッドに植えたのだが、足りないのでプリンやヨーグルトのカップも動員。それでも足りないので、残りは卵のパックに一時的に移し、日々排出されるカップを待つ。

　３月末までの時点でいくつか枯れてしまったが、４月の第１週から大きい順にベランダのプランターに植え始めてみた。第２陣を植えて数日後の４月中旬、妙に寒い日が続いたためか一部の苗が枯れてしまったが、予備の苗は豊富にあるので４月末まで動員を続ける。

　５月に入ると順調に定着し、２８株が成長中。プランターの数やサイズの割に多すぎるが、台風なんかで痛むことも予想されるから、まあいいだろう。緑のカーテンとしてはまだ半分くらいだけど、このまま順調なら７月にはイイ感じの日除けになってくれそうだ。

　ちなみに、わざと少し遅らせて植えたインゲンも花を付け始めたし、アサガオも順調に育っている。

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